ウンター・デン・リンデン通りに面した、立派な建物、これは音楽大学か何かのようだ、その前に大きな広場がある
ビブリオテークー図書館はそのベーベル広場の地下にある
1933年5月10日の焚書を追悼したミハ・ウルマン作の記念碑が1995年3月20日に完成した
図書館は地上からガラス越しに見るようになっているが、空っぽの書棚が見えるだけ
概要はこうだ…
記念碑は、焚書が行われたベーベル広場の中央に位置し、地面の下にある。
外界から隔離され、中に入ることのできない閉じられたホールである。
記念碑はコンクリートと石膏でつくられ、白く塗られた図書館。
14段ある棚には約2万冊の本を収容することができ、それは焚書儀式で燃やされた書物の数に相当する。
正方形のガラス板の床が図書館の天井になり、正方形の敷石で固定されたそのガラス窓を通してのみ、人々は作品を見る。
水平のガラス板の上は、立ったり歩いたりすることができる。
周辺の環境と空が観る者の動きと視点の角度に影響し合いながらガラスに映り込む。
図書館はガラスに映り込んだ環境を通して現在に開く。
その見え方は、天候や季節、日中や夜によって変化するのである。
2013年11月18日
ナチス・ドイツの焚書
posted by 森の旅人 代表 at 09:19| 2013北ドイツ旅行