2010年11月29日

陣馬山は実は陣場山であった

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武田軍が陣をはったことから陣であったが京王電鉄が白馬の像を建てたことから陣馬と呼ばれるようになった、陣馬山は間違いではないが、東京都立高尾陣自然公園、および神奈川県立陣馬相模湖自然公園となっている、さてこの白馬は登れそうで登れない高さになっている、登ると危ないので記念写真は下で撮るのがよさそうだ、落雷で壊れて修復したとも聴く、画像は私が中学生の頃(35年前)に初めて天体写真を撮った頃のもの(フィルムからデジタルに変換している)、この頃は4等星は楽に見えたが現在は2等星がやっと見えるかどうか…原因は八王子市などの光害による
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30秒ほどの固定撮影でも様々なものが写っている、モノクロフィルムASA400を自らパンドールで増感現像したようだ
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この付近は旅客機の航路となっている、現在はもっと便数が多いことだろう

 中学・高校は天文部で部長をしていた、星座は勿論、太陽黒点、星野写真、流星、彗星は特に詳しい、合宿に適していたのが陣馬山、中学時代は山小屋にずいぶんお世話になった、高校に入ると仲間を誘って、テントと小型望遠鏡を担いで電車とバスで毎週出かけたものだ、写真を撮る・流星を記録するだけでなく登山や自炊も楽しかった、女子部員も大勢いた
 大学に入ると車通学だったため、富士山や八ヶ岳がフィールドになり、機材や観察テクニックもレベルが上がっていった、陣馬山からは足が遠のいた、10年程前に夜景を見に行ったことがある、もはや星は殆ど見えなかった
 東京都のサポートレンジャーで東京都立高尾陣自然公園と説明があった、初めて陣であることを知った
 山登りや渓流釣り、森林作業など、原点はどうも学生時代の陣馬山にあるようだ
posted by 森の旅人 代表 at 07:14| 月…天体/環境/フィールド