2010年11月16日

もっともっと鹿を食べよう

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山北町の猟師さんが我々のために鹿を仕留めてきてくれた、現地で血抜きと肉を揉んでおく、レバーも新鮮なのでいただく
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レバ刺しはさっぱりしておりそのままでも美味い、ニンニク醤油でなお良し
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肉も刺身でいただく、ずいぶん食べたがなんともなかった
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イノシシの肉、厚切りのステーキでいただく
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もちろん焼いても良し
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熊の肉、牛肉の味に近かった

 山北町大野山山頂には”こもれび遊歩道”がある、御殿場線の駅から登山で訪れる方や車で来られた方が通年利用している、地元共和地区の方々と我々NPO丹沢森の仲間たちが協働で整備したものだ、丹沢森の仲間たちのメンバーは県内の市街地に住むメンバーと地元の林業家で構成される、殆どが神奈川県森林インストラクターであり、チェンソウなどを使った森林整備を得意とする
 共和地区の方々から半信半疑で整備を任されたのがきっかけだが、荒れた森がみるみるうちに変わっていくのを見て地元も本気になったようだ、間伐・除伐だけのはずが遊歩道の設置までやってしまった、全国植樹祭かながわのプレイベントとして知事を招いて植樹祭までやってしまった
 そんな共和地区とのお付き合いで信頼関係が生まれた、楽しみなのが懇親会、様々な山の食材が出て来る、いつも食べきれない
 しかしながら、共和地区には深刻な過疎問題がある、小学校は廃校予定だったが、1人が転校して来てまた数年存続といった状況だ、都心からわずか1時間ちょっとの神奈川県にこのような現実がある、人も自然も環境は抜群に良いのだが…
 過疎が進めば山は全く整備されない、しかし、この山がなければ県民は水を使うことはできない、神奈川県森林インストラクターとしてはこの現実をなるべく多くの県民に具体的に臨場感をもって伝えてゆく
 こもれび遊歩道は地元タウンニュースで紹介されている
http://www.townnews.co.jp/0608/2009/05/16/22458.html
posted by 森の旅人 代表 at 07:16| 火…炭焼き/料理