2010年09月15日

みどりアップ推進に苦言

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 14日の朝日新聞で横浜市のみどりアップ計画予算執行が75%にとどまっていることを知った

 相続等に伴う山林の買取が予想よりも少なかったこと、様々な事業の募集が遅れたことが原因とあったが、その通りと思う
 私は、いくつかの事業について問い合わせたり、セミナーに参加したが、推進課からの情報発信がとにかく遅い…
 “森づくりリーダー”と“はまレンジャー”育成講座の時期や内容は問い合わせから1年近くはっきりしないまま…情報が来たのはギリギリ、直前の募集では予定など空いているはずがない

 内容も迷走した感があり、もう既に国や県がやっていることとのすみわけが難しい
 例えば、森づくりリーダーは、たった3日間の講座で育成できるはずはなく、当初、推進課には、神奈川県と連携して“神奈川県森林インストラクター”、横浜市水道局と連携して“道志の森インストラクター”をうまく活用するように勧めた
 森づくりリーダーは森林作業ではなく、どういう森にしたいのか?などソフト面に特化したようだが、これこそ3日間で育成できるはずがない、作業もできる経験豊富なレベルが要求される
 “さあ私は横浜市認定の森づくりリーダーです”と言われても受け入れるボランティア側は勿論、森にとっても気の毒な話だ

 ちなみに相模原市は、その点、県と連携してうまくやっている、詳しくは割愛

 それにしても、よく75%も執行できたものだ、私の払った横浜みどり税年間900円が悲しい、これが5年も続くのか?よく知る団体にも補助金が出るようになった…バラマキだけはやめて欲しい
 横浜みどりアップ計画の最新情報は以下にある
http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/etc/jyorei/keikaku/midori-up/midori-up-plan/

 写真は、横浜森のめぐみ教室(2009.10.02)の模様…参加者はまばら
posted by 森の旅人 代表 at 12:37| 日…単なる日記