水源環境保全・再生かながわ県民会議公募委員の第4期委員を務めている
水源税が事業に適切に使われたか(使われそうか)、年に数回現地視察(モニター調査)に出かける。委員は勿論、県や対象となっている行政の担当者が参加して現地で説明と質疑が行われる。一日の最後に会議室でさらに質疑をして、後日、事業の評価を提出、まとめたものは県民会議本会議に報告される
2月10日午前9自集合
貸し切りマイクロバスで現地へ移動
ヤビツ峠へ向かう途中、蓑毛のヒノキ林30〜55年生
個人7名が所有、殆ど手入れがされてこなかった
平成45年まで約20年間、森林組合が施業受託するという
定期的に間伐を行い健全な人工林を目指す、売れる材があれば搬出、経費を差し引いて所有者に支払う
その経費という部分がポイントとなる、経費が次の間伐にまわるかどうか、現在は赤字でも国や県の助成金(水源税)で補てんされるが、水源税があと10年で終わってしまった場合でもやってゆけるのか?
気候変動による生産量の変化、材木価格の変動、林業で働く人の賃金、生産性を上げる高性能重機、そして消費者のニーズなど読めない要因が多すぎて今やっていることをどう評価するのか?
但し、私はこう考えるようにしている、水源林として安定した水を確保するには、赤字であっても受益者負担の考え方で税金は投入されるべきであろうと…
良い材に見えるが最低の等級という
搬出のために林道を造り、砂利(リサイクル)を敷く、見廻りも欠かさないという
この重機はグラップル、中古で数百万、新品は一千万する
プロが使うチェンソウはハスクバーナ550xp、トッププロの仕事用に設計、50ccで約4馬力、18万円
フォワーダーがやってきた
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posted by 森の旅人 代表 at 07:26|
金…環境税/グッズ