2014年12月11日

神奈川水再生センターを見学(その4)

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最終沈澱池は反応タンク(微生物を利用)で綺麗になった水の上澄みだけを流してゆく
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「おかえりなさいきれいな水」というわけだ
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最後に接触タンクへ、消毒に次亜塩素酸ソーダを加えて川へ流す
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ずっと先に放流口があるという
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以上、見学のおさらいができるように屋内には水の移り変わりが展示されている

横浜市民の7分の1から出る汚水をここで処理している、家庭排水と雨水の経路が分かれているエリアは家庭排水だけを処理すればよいが、実はほとんどが分かれておらず、本来処理の必要ない雨水まで処理している
晴天時は問題ないが(処理する汚水が少な過ぎて問題)、雨天時、特に台風などで大量の雨水が入ってきた場合はどうするのか?
雨の降り始めは下水管を洗ってくるので汚れを含んでおり、これは処理せずに一旦保管し、後日晴天時に少しずつ処理する
一方、雨の終盤は集まる下水はほとんどが雨水なので最低限の処理だけして流す。合理的に考えられて管理されている

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・神奈川水再生センターを見学(その3)
posted by 森の旅人 代表 at 07:57| 水…釣り/水源/水生生物