2011年01月31日

LED電球ってどうなんでしょう

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水槽の電球を蛍光管からLED電球に替えてみた、水草もネオンテトラも生き生きしている、発熱が少ないので生き物に優しい、一方でこんなに湿気の多いところでは長持ちしないと言われた、本当だろうか?

我が家は蛍光灯はキッチンのわずか3灯のみ、他は全て白色ランプを利用している、約50灯ある、御存知の通りLEDは光の指向性が強く、広がらないため、例えばリビングのレフランプに使用すると明暗がはっきりしてNGだった、LEDは内蔵する反射ミラーの技術革新が必要

明暗があってもいいのがお風呂、ところがLEDの説明には風呂場の湿気+密閉されたカバーの中では使用できない、寿命を保証しない、とある、必ず寿命が短くなるわけではなく、まだ普及していないのでデータが無く、よくわからないとのこと、もしかしたら寿命が長くなるかもしれない…

いづれにしてもまだ利用する気にはなれない、性能も価格も暫くは様子見としよう
posted by 森の旅人 代表 at 19:56| 月…天体/環境/フィールド

最後はアマチュア無線が頼り

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地元の防災訓練、医師会など医療関係者だけで100名近くが参加、災害時を想定して、受け入れ診断トリアージの訓練を行う、症例を設定しての本格的なもの、多くの住民はこのような訓練の実態を知らないことが残念だ、大災害の時は少なからずお世話になる
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横浜市アマチュア無線非常通信協会(ボランティア)のメンバーとして朝早くからブースを設置する
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アンテナの設置は、体育館の外へは出せなかったため、なるべく高くして窓を開けて対応
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受け入れ診断トリアージと連動して医療センターと連絡を取る
具体的には、医師の診断の結果、搬送が必要な患者の症状を医療センターに伝え搬送の手段や搬送先の指示を医師に伝える
いざという時の人の命にかかわる重要な役割、無線の免許は必要、ボランティア団体でいいのだろうかと疑問に思うこともある
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救急救命も同時進行、因みに私は横浜市上級救命を持っている
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終了後は訓練で用意されたおにぎりをいただく、朝食抜きで早かったためありがたかった

もう30年近く前の大学時代、趣味でアマチュア無線の免許を取り開局した、当時は研究室仲間と通学時(自家用車)の交信が目的で、誰が昼食を弁当屋で買うか、どの道が空いているかなど重宝していた、その後、使う機会は無く、免許は維持して局は更新しなかった

5年程前、森林インストラクターを始めた際に、災害時にアマチュア無線を活用するボランティアがあることをタウン誌で知った
例えば、山の中で自分も含めて参加者が怪我をした場合、携帯が使えない場合がまだまだある、無線の使い方に慣れておかないといざという時に使えない
森林インストラクターと災害時の無線は直接関係ないが無線に慣れておく目的で地域のボランティアに参加している

訓練とはいえ本番さながらの内容が飛び交う、大災害が起きたとき、最後はアマチュア無線が頼りになる、免許と開局、無線機、そして日頃の訓練ができて初めて機能する

横浜市アマチュア無線非常通信協会
http://www12.atpages.jp/yosonet/

横浜市青葉区…災害に強い地域づくり…4.ボランティアとの協力体制の確立
http://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/00life/13bosai/2-08.html
posted by 森の旅人 代表 at 07:22| 日…単なる日記

2011年01月30日

捨てられていた梅が咲きました

ちょうど一週間前にこどもの国から拾ってきた剪定した際に出た梅の枝
http://morinotabibito.sblo.jp/article/42790567.html


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27日の時点で開花が始まり
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29日には絵に描いたような立派な状態に・・・

枝の根本を綿で包んで土に植えれば根が張り育つらいい、やってみてみよう

同様のものが桜で販売されている、郵便局にパンフレットがある
みちのく初桜
http://www.furusato-club.jp/sanchi_detail/michinoku/
posted by 森の旅人 代表 at 07:36| 木…森林/竹林/植物

2011年01月29日

鶴見川が綺麗になってゆく

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ワールドカップ決勝があったスタジアムを望む
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鶴見川流域センターが面白い
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この地域に限定した小学生向けの展示が充実している
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河川などに関する書籍も充実
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そして目玉は鶴見川の上流から下流までの水の生き物
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ハヤ・ウグイ・オイカワ・・・・
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カニやザリガニもいる

綱島に実家がある私は昭和40年代から60年までの鶴見川を良く知っている、40年代の後半はとても汚い川だった
新横浜の日産スタジアムまでサイクリングした帰りにふと立ち寄った鶴見川流域センター、ここの展示を説明している職員さんと話したところ、今はかなり綺麗な川になってきているとのこと、下水処理施設が充実し、家庭や工場からの垂れ流しがなくなったことが大きい、また川になんでもかんでも捨てる人が少なくなった
流域の人口が増え、心配なのはゲリラ豪雨による洪水被害、その辺の対策も説明されている
癒されるのは流域に住む魚たち・・・見学をお勧めする

鶴見川流域センター
http://www.tsurumi365.info/center/index.htm

posted by 森の旅人 代表 at 05:43| 水…釣り/水源/水生生物

2011年01月28日

イベントに特化した保険の考え方

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全労済のパンフレット
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行事スポット共済は掛け金が安くお勧め


結論・・・保険(傷害・損害)加入は参加者任せにせず主催者側で(保険料を徴収してでも)加入する。契約者は主催者となる

サイクリング部を設立した際にずいぶん議論して熟慮したうえでこの結論に至っている、考えてみればあたりまえだが・・・

ボランティア活動や有志の集まりではいざというときのための保険が全く何もされていないことが多い
まず、イベント中の事故責任は主催者側にある場合が出てくる。無謀な計画や荒天時の判断ミスなどだ
この場合、参加者が自ら加入した保険では、何故、落ち度がないのに自ら払った保険を使わなければならないのか?という疑問が出る
みなさん、事前に保険に入っておいてくださいね…では駄目、加入していなかった場合、事故が起きれば結果として参加者が困る、それは避けたい
ボランティアにおける”怪我と弁当は自分持ち”の時代は終わった

自治体の花火大会や祭りでは主催者側は数千人、数万人単位での参加者を特定しない保険に加入するらしい
花火が暴発して…、歩道橋に人が殺到して…、花火業者・警備会社だけでなく自治体も賠償を求めて訴えられることになる

主催者が加入する保険(共済)を紹介しておこう

労働組合が関係している活動の場合は、全労済の”行事スポット共済”がよい(写真)
http://www.wic-service.co.jp/work_info.html
スポーツに限ればスポーツ安全協会の”スポーツ安全保険”がよい
http://www.sportsanzen.org/hoken/hoken1.html
ボランティアに限れば全国社会福祉協議会がよい
http://www.shakyo.or.jp/index.htm

チェンソウを使用する活動の場合は、
・森づくりフォーラムのグリーンボランティア保険
・NPO法人日本森林ボランティア協会 がよい

posted by 森の旅人 代表 at 17:16| 日…単なる日記

神奈川県産材で家を建てるには

足柄にある太田材木店(兼 神工舎建築工房)を何度か訪ねたことがある
その土地に建てる家はその土地の木で・・・なんとも理のある言葉
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伐り出して運んだ材木を1本ずつ丁寧に製材機へ運ぶ
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製材はアッという間に終わる、但し熟練した技と勘が必要
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製材仕立てのいい香りがする、目的に応じて全て使う
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大型の加熱乾燥機、全国に数台しかないらしい、乾燥後さらに自然乾燥させる、その時点で必ず反るので、また製材して建築材に使う
ここまでに時間と費用はかかるがこの後は素晴らしい家になってゆく
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工房も兼ねているので加工現場が見られる、機械化が進み加工は効率良くされる、図面は昔ながらの尺や寸で表記され理解が難しかった
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これは縁起物の無垢の柱
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節(枝の痕)を気にしないで建てた部屋もある、違和感は無い、国産材の普及が進むので良いと思うのだが・・・
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茶室もいい

神奈川県産材サイト
http://www.kanagawa-kensanzai.com/house_sagami.html

株式会社 神工舎建築工房
http://www.shinkousya.com/

という我が家は12年前に新築したカナダからの輸入注文住宅、県産材の家・・・全く頭になかった
建築の坪単価を聞いたが、さほど高いとは思わない、設備のグレードや外周りを工夫すればトータルで手が出る金額になる

posted by 森の旅人 代表 at 07:40| 金…環境税/グッズ 

2011年01月27日

何故、竹灯籠祭りなのか?

1月22日国営こどもの国に出かけました、我が家から歩いて10分、自転車で5分です
目的は竹灯籠祭り(3月31日、4月1日)の準備、4000本の灯籠のために大量の竹を伐り出します
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灯籠に使わない部分(先端や葉)はチッパーにかけてゆく
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大量の竹もチップになるとたいした量はない、いい香りがする
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早く土に戻るので竹の状態で積んでおくよりよさそうだ、これは昨年のもの
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太い部分は3mに揃えてトラックで倉庫に運ぶ、1本間伐すると3mが2本とれる
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3m1本から平均7個の灯籠ができるので4000/7=570本、間伐本数は約285本となる
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この日の参加者は約20名、5時間で荒れた竹林がすっきりした

日本の多くの竹林は整備しても手間と費用がかかるだけで敬遠され放置されている、春に筍を収穫して売ってもたかが知れているし、気持の良い竹林を散歩できるからと言って入場料が取れるわけでもない、ましてや竹を材料に製品を作るにはコストがかかる、安定した品質で安く大量に手に入る輸入材に頼っている、木材と同じ構図だ
竹灯籠祭りの目的ははっきりしている、間伐整備→竹灯籠祭り→入場料・飲食収入→運営資金・機材購入→間伐整備→筍がとれる→竹灯籠祭り→・・・このサイクルをまわすことで竹林がどんどん整備されてゆく

我々は間伐整備を好きでやっている、何よりも祭りに数千人が集まり楽しんでもらえることが嬉しい

こどもの国 夜桜観賞と竹灯篭まつり  (昨年の案内)
http://www.kodomonokuni.org/knews/news100326.html
posted by 森の旅人 代表 at 06:25| 木…森林/竹林/植物

2011年01月26日

横浜市民が道志村で間伐

横浜市水道局は山梨県道志川から水を引いている、もう100年以上…このブログの開始初日に紹介した
http://morinotabibito.sblo.jp/article/39869801.html
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朝8時、関内駅に集合する、月2回ペースでのボランティア活動
私はインストラクターで出動、これも無償のボランティア
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50人乗りの貸切バス2台で東名〜御殿場〜山中湖〜道志村へ、到着は10時頃
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清流の里 道志村、面積の3分の1は横浜市が所有している、100年前からコツコツと購入してきたものだ
この3分の1はよく整備された水源林となっている、一方残りの3分の2の殆どは整備されていない個人所有の人工林が多い、これを横浜市民のボランティアによって整備するもの、資金は会費とペットボトル飲料水”はまっ子道志”の売り上げの一部から出ている
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横浜市のスポーツ施設(テニスコートなど)、ここで着替えや休憩を行う
殆ど知られていないが道志村には横浜市民が利用できる施設がある、横浜市民368万人の1%が詰めかけるだけでも大変な社会問題になりそうだが・・・
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着替えて道具を持ち、10人一斑で現場に向かう、私はインストラクターで引率する
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作業が進んだエリア、気持のよい風が抜ける
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初対面の様々な方々が参加するのでインストラクターは気を遣う、その人の技量や健康状態など、軽い障害を持った方もいる、いずれにしてもインストラクターとの信頼関係がなければ事故に繋がるので自信と気遣いを持ち、迷いなく毅然とした態度でやっているP8290011.JPG
帰りは道の駅道志で買い物時間がある
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これは名産品のクレソン、全くの清流では育たない、ほんの少し汚れている必要がある
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NPO道志水源林ボランティアの会では横浜開港記念館で年一回の総会をやる
最近は平日の活動日が多く(高速が混まない)なかなか参加できないのが残念
posted by 森の旅人 代表 at 07:53| 木…森林/竹林/植物

2011年01月25日

県が威信をかけたお弁当

全国植樹祭2010かながわで配布されたお弁当を紹介します
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弁当企画委員会製作とある、5月23日だけで参加者やスタッフなど8500セット以上は用意したらしい
我々、神奈川県森林インストラクター総勢130名にも配布された、企画から製作まで大変だったに違いない
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神奈川県の食材を意識して、見た目も味も良く、食べやすかった、植樹祭で最も印象に残っている
植樹祭には前日から宿泊で準備、当日は雨の中、植樹の指導で疲労+寒さ+空腹の状況でありがたかった
植樹祭の様子は今度詳しく…

お弁当の詳細は以下にある(タウンニュース 地元の食材 ふんだんに 全国植樹祭の大会弁当が決定)
http://www.townnews.co.jp/0609/2010/03/05/34067.html
posted by 森の旅人 代表 at 06:20| 火…炭焼き/料理

2011年01月24日

最も過酷な山奥の間伐

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1月23日は久々にやどりきウシロ沢での間伐に参加しました、足掛け3年、何回参加したか記憶はありませんが、最も過酷なことだけは確かです
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自宅から車で1時間半(帰りは道が混むので2時間半)、やどりき水源林に車を停め、渓流沿いの山道を1時間登る、この日の参加は6名、全て神奈川県森林インストラクター森林部会の面々
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1時間の山道、燃料満タンのチェンソウがずっしり腕にきます
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約3年前に間伐・枝打ちしたエリア(ここまでは山道を30分)、すっきりしたいい森が広がります
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途中動物のフィールドサインを発見、タヌキにしては大きい、熊にしては小さい、毛が混じっていたので、とりあえず熊ということで…
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午前中にチェンソウで30年生のヒノキ18本を間伐、午後は燃料が切れたので手ノコで1時間に4本を間伐、急斜面なので足場が確保できずはかどらない
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仲間の枝打ちの様子
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今回は車で出動したが、自転車+電車の場合はこんな感じになります、駅での乗り換えも結構キツイ
今日は体が重いが出勤せねば・・・
posted by 森の旅人 代表 at 06:52| 木…森林/竹林/植物

2011年01月23日

今年のスギ花粉は?

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間伐しないで手入れのされない人工林ほど花粉が多い、スギだってもはや成長できないとなれば子孫を残す行動に出る、人工林は大昔からあったわけで、手入れがされないことが問題で、スギ花粉症の原因となる
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天候によって多い少ないの差はあるが、いずれにしても圧倒的に多くなっているので、量を気にしても意味は無い
posted by 森の旅人 代表 at 06:19| 日…単なる日記

2011年01月22日

紅白の梅が咲きました

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1月22日国営こどもの国に出かけました、我が家から歩いて10分、自転車で5分です
目的は竹灯籠祭り(3月31日、4月1日)の準備、詳細は次週の木曜日に…
梅の木にまさかの花が…
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剪定された枝を持って帰り花瓶に挿してあります、変化があればお知らせします

梅の美しさはなんといっても樹皮の色とのコントラスト、樹皮が黒いので花が余計に引き立つ、そういう目で観賞してみましょう
メジロが遊んでいればなおよし
posted by 森の旅人 代表 at 18:37| 木…森林/竹林/植物

何故ライオンの毛皮?

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ちょっと珍しいモノを…横浜市水道局のお客様感謝デーにてズーラシアの方が展示していた、病死したライオンの毛皮らしい、まあこんなに大型で他に似た動物はいないのでホンモノだろう、思ったよりも皮は薄く、毛並みはさほど立派ではない
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手の裏?はこんな感じで柔らかい、ライオンを展示した深い意味はないらしい
水道局→ 水資源→ 自然環境→ 生物多様性→ 食物連鎖→ 頂点のライオン …こじつけてみたがどうだろうか
ズーラシアなど県内の動物園では野生動物の救護(持ち込みに対応)にあたっている、詳しくは以下に親切な案内があるhttp://www.zoorasia.org/about/hogo/index.html
posted by 森の旅人 代表 at 07:22| 土…野鳥/昆虫

2011年01月21日

間伐集材の様子

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山奥に植えられた杉や檜をどうやって運び出すのか?結局、ワイヤーを張って吊り下ろすシンプルな方法が主流だ
写真は現場の中を横に集材するためのもの、現場で一旦集めてから麓に下ろす
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ワイヤーを操作する
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一度に数本が限度だ
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トラックがは入れれば良いのだが…

多くの場合、間伐材は運び出すと運搬費のほうが高くなるのでその場に放置される、枝を払い、玉切りしてきちんと並べるだけでも大変な労力(人件費)がかかる、しかし、その場に炭素が固定されるので温暖化防止には効果がある

山奥の県有林などを整備する場合は伐りっぱなしにしている、つまり枝を払わないので効率が良い、そのかわり整備現場は伐倒木が入り乱れ人が歩くことも困難な状況になる、実はこれは鹿対策で間伐後に生えてくる下草を食べられないように、鹿が自由に歩き回ることを防ぐものだ、効果は数年先にわかる
posted by 森の旅人 代表 at 06:40| 木…森林/竹林/植物

2011年01月20日

盗み切れていなかった師匠の技

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1月15日、秦野市御嶽で活動しているリコーやどりき森睦会にお邪魔した、約20名が参加
ここでフィールドを提供して指導いただいている師匠は林業経験豊かで何をやらせても上手い、チェンソウ1本で自在に加工してしまう
チェンソウによるカンナがけを久々に見たが私とは明らかにレベルが違う、綺麗に仕上げるコツは実は持ち方と姿勢にあった
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フィールド休憩所の柱が古くなったので交換する、予め焼いたものを使う
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持ち寄ったおかずを森の澄んだ空気の中で食べる
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その場で煮込んだお雑煮、いくらでも食べれる
posted by 森の旅人 代表 at 07:10| 木…森林/竹林/植物

2011年01月19日

拝一刀(おがみいっとう)のチェンソウ

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間伐した杉の丸太の下敷きになりブレーキバーがポッキリ折れてしまった、このままでも使用はできるが緊急時に停止しない、緊急時とは何らかの原因でチェンソウが跳ね上がり作業者に向かってきた際にブレーキバーが前に倒れてソーチェーンの動きが止まるもの
従って、大怪我をするよりも修理すべきと判断した
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まずは、側面のカバーを取り、折れたブレーキバーを外す
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純正新品のブレーキバー、4500円もした、ハンド・ガードとある
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5分ほどで簡単に交換することができた…修理に出したら15000円と言われていた、出すはずがない

子連れ狼の拝一刀(おがみいっとう)を思い出す、刀職人にメンテナンスを頼むと、その職人は柳生一族に通じており、拝には全くわからない程の僅かなクラックを刀に入れておく、何も知らない拝は柳生の刺客を何百人と斬ってゆくが、最後の戦いでとうとうクラックの部分から刀が折れる

私のチェンソウもスギやヒノキを千本近く伐ってきた、ブレーキバーには相当な回数の衝撃があったに違いない、とうとう折れた

秦野御嶽の師匠が数十年使っているチェンソウもブレーキバーが折れた痕があり、こちらは金属製のため溶接がされていた、昔の道具は重いが修理ができるように工夫されている、明朝のブログはこの師匠の技に触れたい
posted by 森の旅人 代表 at 19:13| 木…森林/竹林/植物

世附豪雨の復興が終わる

昨年9月に丹沢湖世附地区を襲った大豪雨、5時間で500mm以上という想像を絶するもので、このブログでは復興の様子をたびたびお伝えしてきた(ブログ内の検索ボックスで”豪雨”で数件出てきます)
このたびログハウスのウッドデッキ下に溜まった土砂を取り除き復興がほぼ完了した、多くのものは流され、地形も大きく変わってしまったが、今年はこのようなことが無いように祈るしかない
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昨年8月に新築したばかりのウッドデッキは流されずに済んだが30センチ程の土砂に埋もれてしまった、写真のような巨大な石が挟まったことから、相当な勢いで土砂が流れていたことがわかる
デッキの新築の様子http://morinotabibito.sblo.jp/article/39950370.html
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いくらコールタールが塗ってあるとはいえ、このままでは土台が腐るので掘り出すしかない
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しかし、奥は完全には取り除けない、再び浸水しないことを祈る

復興で残された課題は世附川にかかっていて流された鉄橋、同じような鉄橋が良いのか? つり橋が良いのか? また流されることを前提にした単なる丸太橋がよいのか? 議論が進んでいるが大きな費用がかかるため諦めるかもしれない
posted by 森の旅人 代表 at 03:55| 月…天体/環境/フィールド

2011年01月18日

薪割りが面白い

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1月15日、久々に本気で薪割りをやった、コツを掴めば意外と楽な作業だ
秦野市御嶽で活動しているリコーやどりき森睦会にお邪魔した
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約30分で炊事には十分な量が割れる
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エンジン+油圧による薪割り機、二人がかりで息を合わせて行うのがよい
写真は昨年、パタゴニアストアのスタッフの方々が我々のフィールドを訪れて作業したもの
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我々のフィールドには材料がいくらでも?ある
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温暖化防止のためには必要最小限の量にしておくのがよさそうだ
訪問者があるとまず薪を割らせてみる、その人のアウトドアレベルがすぐにわかる
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今ではこのような光景が少なくなった
八王子市郊外、陣馬高原下付近の民家にて
posted by 森の旅人 代表 at 06:37| 金…環境税/グッズ 

2011年01月17日

焼き板が面白い

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建築現場などで落ちている切れっぱしをもらってこよう、これをたき火であぶる、屋内でガスの火でもよいが排煙をしっかりと、多少燃やし過ぎても問題はない、炭化したところが崩れ落ちて面白い形となる
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炎は土や砂で消す、たわしで強くこすってゆく、最後に磨きあげる、世界に2つとない作品の出来上がりだ
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文字を書いてヒートンとひもを付けプレートにする、皿や茶碗を飾る台にしてもよいし、料理を盛り付けてもよい、腐らず、虫がつかず、長持ちする


posted by 森の旅人 代表 at 07:43| 金…環境税/グッズ 

2011年01月15日

意外とタフなカブトの幼虫

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カブトムシの幼虫を観察して環境問題を考えるセミナーがあった、夏から冬にかけての数カ月で僅か数ミリから10センチ程に成長して冬眠する、食べる腐葉土は大量なのでそのような環境が無いと生きることは難しい
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幼虫には目は無いが目がありそうな部分に目に似たものがある、結局なんだかわからなかった
土の中で他の微生物から身を守る仕組みや空気を取り入れる弁の仕組みなど、非常によく出来ている、幼虫の頃からタフなわけだ
さて、天敵はイノシシ、見つかれば食われる、山が荒れ、里山が崩壊すればイノシシは増える、カブトムシは減る、繋がっているわけだ
posted by 森の旅人 代表 at 06:39| 土…野鳥/昆虫

2011年01月14日

竹籠編みは難しい

まず材料を揃えるのが大変、今回は日本の竹ファンクラブ会員の名人からいただきました
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ここまでは誰でもできます
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慣れるまで試行錯誤…何度もやり直しました
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形を整えます
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安く売っているモノを見かけますが、自分で作ったモノは愛着があります
posted by 森の旅人 代表 at 11:53| 金…環境税/グッズ 

2011年01月13日

森を見て木を見るな

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若い林業家の方が模型を作ってきてくれた、神奈川県森林インストラクターのブラッシュアップ研修でのこと
ランダムな間伐と列状間伐の差を視覚的に見ることができた、結果はほとんど変わらない
人工林は規則正しく植えられているので、列状間伐とはその1列だけを間引くこと、枝がかりが少なく作業も楽なので有効な方法だ
もっとわかりやすい解説が以下にある…森林・林業学習館
http://www.shinrin-ringyou.com/ringyou/ringyou_kanbatu.php
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作製に手間がかかったはずで、間伐材同様、再利用が望まれる
木を見てばかりいるが、森を見ることができた・・・
posted by 森の旅人 代表 at 06:52| 木…森林/竹林/植物

2011年01月12日

渓流釣りの極意

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渓流釣りの解禁期間はどんどん長くなり、春分の日から秋分の日であったものが3月1日(ところによっては2月中旬)から10月15日、しかし早春は水温が低く難しい、寒いのが苦手の方はゴールデンウィークからがいいだろう
車+歩きが基本だが、歩きが長い場合はMTBを使う、釣りの時間が充分確保できるのでありがたい、まず、人がめったに来ない場所(沢)を探すのがコツ、長年やっていると地形と雰囲気でわかる
放流されて人も魚も沢山いる場所には行かない
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イワナやヤマメがどこにいるか、どのポイントで餌を食べているかをイメージする、ココというポイントで来なければ直ぐに諦めて次へ移動する、一か所はせいぜい10秒の早業だ、諦める回数が続くようであれば釣らずに30分歩きまた始める、魚がいる区間とそうでない区間が必ずある、先行者がいる場合はそれがよりはっきりする、先行者の存在は足跡で直ぐにわかるし歩いたルートや釣った際の立ち位置で腕前がわかる、因みに私の師匠が釣った後は荒れていないのでまだまだ釣れる、自然と一体となって楽しむのが上級者
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丹沢のヤマメ、スッーと釣って、全く触れずにサァーっとリリースするのがポイント、初心者を連れていっても1,2匹は釣れるようになる
渓流釣りの醍醐味は自然と一体となって雰囲気を楽しむこと、魚に優しく、一人で行くのがいいが誰も見ていないからといってインチキはしない、完全に自己満足の世界だから極めるのが楽しい
posted by 森の旅人 代表 at 06:54| 水…釣り/水源/水生生物

2011年01月11日

どんど焼きイベント協力

どんど焼きは、年中行事のひとつで門松や書初めなどを持ち寄り燃やした火で餅を焼いて食べ健康を祈願する、小正月(1月15日)に行うものだが、都筑区の山田富士公園ではこの時期の休日に行っている
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自治体の方など、朝から大勢で準備にとりかかる
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餅を刺す竹は海外からの輸入なので念のため煮沸消毒する
本来、この近隣の竹林から用意したいところだが数が大量で間に合わない、伐って、割って、磨いて…とても手間と時間がかかるので購入に頼るしかない
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全部で1500本用意するらしい
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主婦の方々の手際の良さ、1本100円以上で販売(寄付金)する
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お酒の準備も整いました
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様々な縁起物が集まる、しめ縄、書き初め、門松、お守り、神だな・・・・
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もう大きくなったのかな
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日本の竹ファンクラブはこの山田富士公園そばの横浜国際プールにて竹林整備や竹灯籠祭りを行っている、その繋がりでイベント協力している、不要になった竹を組んでその周りに皆さんが持ち寄った縁起物を置いてゆく
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高所作業車を使ってのダルマも完了した、あとは点火を待つのみ

さて、この後の燃える様子は、次の活動に移動したためありません、続きはケーブルネットつづきの森の日記でご覧ください
http://d.hatena.ne.jp/tsuzukinomori/20100110

posted by 森の旅人 代表 at 07:19| 日…単なる日記

2011年01月10日

ロウバイとカワセミ

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四季の森里山研究会では毎月第2日曜日に自然観察会を行っている
http://satoyama-shiki.sakura.ne.jp/
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この時期の目玉はロウバイの花とその香り
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森林での軽い運動も取り入れている
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カワセミが見られるスポットがある、どこにいるかわかるだろうか
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くちばしの下側が赤いのはメス、これはオス、この四季の森公園に限らず、自宅近くの奈良川や恩田川でもよくみかける、必ず見られるスポットがあるが誰も知らないようだ、秘密にしておこう
posted by 森の旅人 代表 at 07:58| 土…野鳥/昆虫

40年ぶりに山田富士に登る

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港北ニュータウンの北山田にてどんど焼き(日本の竹ファンクラブが協力)があるので、ついでに近くの山田富士(といっても高さ30m程の塚に登ってみた
実はここに来るのは2回目、約40年前、小学校3年生に塾の遠足で来た、当時は全くの山の中、農家が点在する長閑な場所だった、眺めは良いが建物は全く見当たらなかった
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横浜市地域史跡とある
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登山道?の状態を見る限り、相当多くの人が登っている
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40年前にこうなるとは誰もが想像できなかった、住んでいた野生動物はどこへ行ったのだろう
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本物の富士山も見える、右横のマンション群は現在の住まいの2つ前に住んでいた港北ガーデンヒルズ、それでも20〜15年前の話、当時は地下鉄が開通したばかりでまだ野原だった、40年後はどうなることか
posted by 森の旅人 代表 at 07:47| 日…単なる日記

2011年01月09日

山林での竹灯籠は課題が多い

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1月8日旅人の森ツアーとしてミニ竹灯籠(数が少ないのでミニ)を行った、竹林とは違った課題が見えてきた

・2カ月前に現地で伐ってテーブル下に保管したが、竹の内部がカビた、森林内は湿気が多いのか保管に向かないようで持参するか当日伐るしかない、カラー画像ではカビが目立つのでモノクロ画像にしてみた
・下が土なので灯籠が立たない、竹林では笹が積りそこに差してゆけばいいので立てやすい、土を掘るにも木や草の根があり掘れない
・この森の近辺には太い竹が無く、ロウソクが大きくて入らない
・木が大きすぎてライトアップの効果が出ない、ロウソクの灯りが竹林全体を照らして雰囲気を出すが、森林の場合、樹皮は黒くて距離があるからなかなか雰囲気が出ない

というわけで竹灯籠はやはり竹林でやるのがそさそうだ…

posted by 森の旅人 代表 at 08:18| 木…森林/竹林/植物

山鳥の最期に立ちあう

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旅人の森のすぐそばでうずくまっている鳥を発見した、大型で黒く、脚は長く、飛ばない鳥のようだ、鳩・キジ・鶏・山鳥ではなく、種名はわからない、もう死んでいるのかと思ったらかすかに動く、怪我をしている様子は無く、寿命なのか、具合が悪いのか、いずれにしても素手で触るのは非常に危険、鳥インフルエンザも脳裏をよぎった
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ひっくり返してみたが何故ひん死なのかやはりわからない、最期に出来ることを考えた
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ネコやイノシシに見つかって荒らされないように落ち葉や笹をたっぷりかけておいた、防寒効果もあるだろう、この近辺では何度か見たことがある、農家から逃げ出して野生化した可能性が高い
どのくらいで自然に戻るのか、春と夏に観察してみたい
posted by 森の旅人 代表 at 07:59| 土…野鳥/昆虫

2011年01月08日

傷ついた野鳥を復帰させる

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神奈川県が取り組む”傷病鳥獣保護スタッフ”に認定されボランティアを行っている、保護されて来るのは野鳥が圧倒的に多い
怪我が治ったら飛行訓練を行うためのある程度の広さのバードケージが必要だ、写真は小鳥用に製作しているところ、寄贈されたご夫婦の名前をとって山田ハウスと呼ばれている、ドリルや切断など大工仕事が得意な私が手伝った、このような志は心温まる
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こちらは猛禽用の飛行訓練ケージ、やはりスタッフで野鳥の撮影も行うプロのカメラマンの方が企画した、かなり広い、猛禽の飛行訓練は鷹匠に弟子入りした方(やはりスタッフ)が大きな広場で行う、素人にはできない特殊技能だ
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プロのカメラマンとあってケージの看板はさすがにセンスがいい
因みに、野鳥を飼育することは法律で禁止されている、絶対にやってはいけない、我々スタッフは許可を得てやっている
もし、怪我や病気の野生動物に遭遇したら以下の案内(例えば神奈川県)を参考にして欲しい
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/05/1644/nature/page5.html
posted by 森の旅人 代表 at 05:52| 土…野鳥/昆虫

2011年01月07日

小学校を訪問して竹工作

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我々、神奈川県森林インストラクターは県内の小学校を訪問して森林の機能と大切さについて授業を行う
学習指導要綱に沿って5年生の総合学習で森の働きや恵みを事前学習の後、我々と共に森の見学や間伐、木工作などを行いレポートにする、レポートが送られて来ることもある
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横浜市緑区の小学校では校内の雑木林を観察した後、やはり校内の竹林で竹を伐り、体育館で工作を行った、けん玉、スコップ、花差し、竹箸、竹笛、ぶんぶん駒、竹皿などを想い想いに製作、やんちゃな男子が何やらずっと集中して削っているので見てみれば立派な箸が出来ていた(写真)
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子供たちと給食を食べ校長先生とお話をした、子供たちが生き生きとしていたので授業としては大成功であった
しかしながら、いまどきの給食はボリューム・味・栄養のバランスが良い
posted by 森の旅人 代表 at 07:26| 月…天体/環境/フィールド

2011年01月06日

筍の大収穫に備える

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親竹用の目印、竹を4つに割り、節を綺麗に取り、先端を尖らせる、竹林の広さによって残したい親竹+アルファ数%の数を作っておく
竹林の密度管理はそのうち詳しく…、要は、管理が既に行き届いているならば、春先に残した筍の本数分を秋にそのまま古い竹を伐ることになる、残す筍は充分に育たないものが数%出てくるので多めに残す必要がある、管理が行き届いていないならば、地下茎への栄養が貯えられた状態で、筍が出てくるまでの秋〜冬に伐っておかなければならない
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最近は温暖化の影響もあって、時期が早かったり遅かったり、読めない、モウソウ竹は2月になったら要注意だ
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残す親竹にはこのように想いを書いてわかるように差しておく、採られないように粋な文句を考えるのも楽しい
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あっと言う間にこの程度は採れる、そんなに大量に食べられるものではなく、ご近所に配っている
posted by 森の旅人 代表 at 06:54| 木…森林/竹林/植物

2011年01月05日

流木が無料でもらえます

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大雨が降るとダム湖には流木が溜まる、建築材としての価値は無い、これらの処理は厄介で燃やすには大量過ぎる、山に戻せばまた流れてくる、チッパーにかけるか薪として使ってもらうくらいしか手は無い

宮が瀬ダムでは無料配布を行っており意外と人気が高い、持って帰るには軽トラックが必要かもしれない、流れて来た際に石を巻き込んでいるので、細かく切断する際はチェンソウや鋸の刃を痛めないように注意が必要だ

宮が瀬ダムの情報
http://www.ktr.mlit.go.jp/sagami/topics/2009/makihaihu.htm
posted by 森の旅人 代表 at 06:00| 水…釣り/水源/水生生物

2011年01月04日

とん汁200人分の様子

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ごう音をたてながらもの凄い火力で何やら煮込んでいる
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200人分のとん汁だぁ…

酒匂川水系保全協議会設立50周年のインストラクターを担当した、午前中は山北町の富士山が正面に見える公園予定地での間伐体験、丹沢湖ビジターセンターでの昼食(とん汁付き)の後、自然観察会を行った

間伐体験では準備運動を指揮した、約200名が私の動きに従ってくれるのは爽快な気分だ
とん汁はしっかり味が出ていて3杯もおかわりした

当日の様子は参加された小田原市長の日記(12月6日)にある、若くて勢いのある市長さん、以下のページの最下段
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/mayor/diary/101206diary.html
posted by 森の旅人 代表 at 20:08| 火…炭焼き/料理

2011年01月03日

電気自動車ってどうなんでしょう

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電気自動車(EV)は補助金を差し引いても300万円する、現実的な乗り物なのだろか?
温暖化防止のための国民運動(チームナイナス6%から現在はチャレンジ25に名称変更)を達成するには日本中の車をハイブリッドにすればつじつまがあうと聞く、確かに二酸化炭素排出で最も大きな要因は車なので実感と合う、EVはハイブリッドの先を行くので相当な効果がありそうだ
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東名海老名サービスエリアで見つけたEV用充電器、ちょうどメンテナンスに来ており中を見させていただいたが、ただの配線だった
100円30分で80%の充電ができ、120キロの走行が可能という、この設備の設置には1千万円の費用がかかる、1時間充電した場合の電気代は数十円であるから100円は適正、となれば利用者にとってはたいへんありがたいが設置した側は採算はとれない
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このような急速充電器ではなく、一般家庭や出先の宿泊施設での普通の充電器の場合は7時間かかる、充電代というよりも急速の30分、普通の7時間に何を売り込むか?そこに商機がありそうだ
自宅で安く充電して近場で利用するならば約6年でガソリン車と同等(車両本体+燃料代)になる、もし車両が200万円となれば間違いなく普及するだろう、しかし車の魅力はたとえ燃費が悪くとも走ること…といった方も大勢いる、二極化が進みそうだ

posted by 森の旅人 代表 at 06:08| 月…天体/環境/フィールド

2011年01月02日

目からウロコの林業見学…檜からナメコ

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飯能市 江戸時代から続く西川林業地にお邪魔しました
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木楽里さんの代表者から説明を聞く神奈川県森林インストラクターの面々
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ミゼット(3輪車)を改造した材木運搬機、高価な外国製よりも小回りが利くらしい、国内に残る貴重な数台
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一本売りもしてくれます、立木の状態で値札を付けてネット販売する計画もあるとか、自分で皮むきもさせてくれます
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良い仕事は道具から、鉈などの刃物へのこだわりは強い
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机も自作できる工作棟もある、柱の無い大空間を確保するための構造にもこだわりがある、施設の詳細は http://www.k-kirari.co.jp/
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ヒノキからナメコは採れる、スギからは採れない
posted by 森の旅人 代表 at 10:06| 木…森林/竹林/植物

2011年01月01日

謹賀新年…日本列島を世界遺産に

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埼玉県飯能市 西川林業地にて、よく管理された人工林
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横浜市都筑区 横浜国際プール庭園にて、よく管理された竹林

みなさん明けましておめでとうございます

今年も良い年にしたいと思いますが、温暖化に伴う気候変動によって天災は間違いなくやってくる年になりそうです

日本の自然について触れてみます、日本=日本列島はその生い立ちや位置関係から数え切れない地球の偶然が積み重なって生まれた奇跡だということが最近わかってきました
奇跡の島国というわけです、起伏に富んだ地形は氷河期にあってもわずかな落葉広葉樹林が生き延びることができました、その結果、木の種類は多く、紅葉の時期になるとその色の多彩さは世界一と言われます
また、遠くヒマラヤの高さは偏西風の流れを変え、海流と同調して梅雨や四季を作りだしています、その結果、動植物の固有種の数も世界一なのです、ヒマラヤがもう少し低かったら日本列島は砂漠の島になっていたことがシミュレーションでわかっています
同じ島国であるイギリスは北緯が高いため氷河期に木は絶滅、木の種類は少なく、固有種はゼロです

住んでいる私たちは気が付いていないだけで、日本列島は“多様な自然が残されている場所”として、今、世界中から注目を浴びています
生物多様性世界一、しかし、この微妙なバランスで成り立っている奇跡を壊すわけにはいきません、日本列島全体を世界遺産に認定したらよいと思います

最近、日本に生まれてよかったとよく思います、山・海・動植物・四季…こんなに自然豊かで飽きない国は世界には他に無いわけです
さて、今年も森の旅人は、その理念の通り、自然をフィールドに人々に新たな価値感と人生の豊かな時間を提供できるように新たなことにチャレンジしてゆきます、ご期待ください
posted by 森の旅人 代表 at 08:52| 日…単なる日記