2010年11月30日

炭を焼いてみる

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ここでは基本的なことだけ…竹を割って窯にびっしり詰める、蓋をして窯口から火を入れる
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数時間後、煙(ガス)が透き通ってきたらそろそろいい、その見極めは経験がものをいう
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窯口を閉めて、酸欠状態にする、冷えたら竹炭のできあがり、この続きはまた今度…

 炭焼きはその煙が嫌がられる、特に市街地の公園では近隣から苦情が来る、丹沢湖に近い我々のフィールドではそのような心配は無い半面、出来上がるまで寝泊まりしなければならない
 出来た炭の利用方法はご存じの通り、燃料というよりは、乾燥剤、消臭剤、観賞目的が増えてきている
posted by 森の旅人 代表 at 06:59| 火…炭焼き/料理

2010年11月29日

陣馬山は実は陣場山であった

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武田軍が陣をはったことから陣であったが京王電鉄が白馬の像を建てたことから陣馬と呼ばれるようになった、陣馬山は間違いではないが、東京都立高尾陣自然公園、および神奈川県立陣馬相模湖自然公園となっている、さてこの白馬は登れそうで登れない高さになっている、登ると危ないので記念写真は下で撮るのがよさそうだ、落雷で壊れて修復したとも聴く、画像は私が中学生の頃(35年前)に初めて天体写真を撮った頃のもの(フィルムからデジタルに変換している)、この頃は4等星は楽に見えたが現在は2等星がやっと見えるかどうか…原因は八王子市などの光害による
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30秒ほどの固定撮影でも様々なものが写っている、モノクロフィルムASA400を自らパンドールで増感現像したようだ
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この付近は旅客機の航路となっている、現在はもっと便数が多いことだろう

 中学・高校は天文部で部長をしていた、星座は勿論、太陽黒点、星野写真、流星、彗星は特に詳しい、合宿に適していたのが陣馬山、中学時代は山小屋にずいぶんお世話になった、高校に入ると仲間を誘って、テントと小型望遠鏡を担いで電車とバスで毎週出かけたものだ、写真を撮る・流星を記録するだけでなく登山や自炊も楽しかった、女子部員も大勢いた
 大学に入ると車通学だったため、富士山や八ヶ岳がフィールドになり、機材や観察テクニックもレベルが上がっていった、陣馬山からは足が遠のいた、10年程前に夜景を見に行ったことがある、もはや星は殆ど見えなかった
 東京都のサポートレンジャーで東京都立高尾陣自然公園と説明があった、初めて陣であることを知った
 山登りや渓流釣り、森林作業など、原点はどうも学生時代の陣馬山にあるようだ
posted by 森の旅人 代表 at 07:14| 月…天体/環境/フィールド

2010年11月28日

御嶽山で紅葉を満喫する

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初めて御嶽山へ行く。11月27日(土)拝島駅でホリデー快速奥多摩なるものに乗ると満員状態、御嶽駅で殆どが降車、噂には聞いていたが東京近郊の山は週末になると大変な状況になっている
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いわゆる”山ガール”なるものも沢山出没、この分野が活性化してよいことなのですが、周りを見ながら少しずつ経験して、長く続けてほしい、毎回新たな発見があるのが山のいいところ
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電車・バス・ケーブルカーを乗りついで御嶽ビジターセンターを目指す
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東京都のサポートレンジャー講習が行われる。自宅を7時に出て集合10時にギリギリ間に合う、八王子までは通勤定期はあるがそれでも交通費と時間はかかる、遠いなぁ〜といった印象が残った
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下山を兼ねて約7Kmをレンジャー・サポートレンジャーの方々の説明のもと歩く、標高1000mからスタートなので日頃の植生とはまた違った面白さがある、定点(約30箇所)の植物の様子を記録する
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動物の糞(イタチ・テン・タヌキなど)も調査する、何を食べているか、何才くらいか? 間接的に山の環境が推測できる
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メグスリノキが綺麗に紅葉していた、葉ではなく、樹皮を煎じて飲むと目にいいというが定かではない、樹皮を削った跡があったが木が枯れる原因になるので止めてほしい、目薬は薬屋で・・・

 御嶽駅でクラッシュパッドなるものを背負って渓谷に行く人を見かけた、ラフティング? 単なる昼寝? 都のレンジャーさんに聞くとミニ岩登りで落ちた際のクッションにするそうだ、ボルダリングができる岩場はテクニックを競う若い方々の溜まり場になっているらしい、自然の岩場を使って遊ぶ、素晴らしいと思う
 ところで源流の渓流釣りでは数メートルの垂直な岩場はホールドやロープ、クッション無しでガンガン登る、時に打撲やねんざはあたりまえだ、そんなスタイルはもはやカッコ悪いのかもしれない、登るよりも降りる際に気を遣う、たとえ2、3mでもロープをしっかりかけて素早く降りる、これはカッコいいかもしれない
 クラッシュパッドを知らない・・・勉強不足だった・・・
posted by 森の旅人 代表 at 07:36| 日…単なる日記

2010年11月27日

ムササビの巣に注目しよう

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丹沢の何気ない人工林
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双眼鏡で探してみると、必ずあるムササビの巣
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穴が二つあるのは理想的、天敵の蛇などから襲われた時に一方が避難口になる

 ムササビは増えている、しかも意外にも人に無頓着だ、近くで観察していても夕方暗くなれば必ず巣から出て滑空してくれる、観察に使う懐中電灯には赤いセロファンを貼ろう、何も貼らないものはさすがに彼らも警戒する。
 私のアイデアだが、赤色ミニレフ球30w(型番R451730CR)であたり一面を照らしてやると観察する側は見易く、彼らにも優しい、電源は100vがあればよいが、無ければ車からとるか小型バッテリーを持参しよう
 私が撮った画像や動画はあるがどれもイマイチなので、たまに出かける神奈川県立清川青少年の家のレポートを紹介したい
 清川通信
  http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0260/tuusin/10/index.html
 ムササビの様子
  http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0260/tuusin/10/100210/index.html
  http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0260/tuusin/10/100304/index.html
  http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0260/tuusin/10/100605/index.html
  

 
posted by 森の旅人 代表 at 06:25| 土…野鳥/昆虫

2010年11月26日

豪快に木材を運び出す

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 知り合いが伐った材を運び出すというので手伝った、豪快な方々というのはわかっていたが長いまま軽トラに載せるとは想像もしていなかった、それでも4人ががりで載せて固定、運搬先までは下りの近所とあって無事着いたようだ
 しかし、長くないと意味が無いと言っていたので何に使うのか?聞くのも恐ろしい…
 山にはこのように立派な材がゴロゴロしているが運び出しが大変だ、工業高校が行った間伐体験では、工作授業に使うので間伐材を大型トラックで引き取りに来た、間伐体験と工作授業で一石二鳥だ
 次週の金曜日は間伐材の活用事例を紹介したい

posted by 森の旅人 代表 at 06:39| 金…環境税/グッズ 

2010年11月25日

紅葉は和色で観賞する

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日本の伝統色として465色の名前がある、色見本は高価で野外では汚すともったいない、私はパソコンに表示させて調ている
和色大辞典 http://www.colordic.org/w/
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さて、これは秋に見られる”カラスウリの実”、夏の夜間にだけ白い花が咲く、実は食べられない、カラスも食べない、和色に例えると、赤橙(あかだいだい)や紅緋(べにひ)が近いと思うがいかがだろうか
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少し進んだ紅葉、茜色(あかねいろ)といったところか、”もみじいろ” ”こうよういろ ” がないのが残念だ
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最も進んだ紅葉、猩々緋( しょうじょうひ)でどうだろうか

 色を表現するときに、単に黄赤色と言われてもだいたいのイメージはできるが、オレンジ色、だいだい色、みかん色と言われたらそれらの違いがもっと鮮明になる、黄色とレモン色もそうだ
 日本の伝統色465色を眺めてみると面白い、もっと感性豊かな色名もある、フェリシモ500色図鑑
http://www.felissimo.info/contents/colors/about/zukan/index.html

posted by 森の旅人 代表 at 07:01| 木…森林/竹林/植物

2010年11月24日

感謝デーに水のマイスター出動

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横浜市水道局主催のイベントが11月23日西谷浄水場で開催され大勢の市民でにぎわいました
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”はまピョン”(右)は意外と横幅がでかい
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こんな方々もいました
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沢山のブースのうち、サービス推進課では我々水のマイスターによるきき水が人気を集めた、皆さんに3種類の水A・B・Cを飲んでもらい、さらにクイズとして1種類を飲み、A・B・Cどれかを当てるもの、殆どの方が正解
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きき水を体験した方は水中輪投げに挑戦し景品をGET、この輪投げは水の揺らぎを読む必要があり、意外と難しい
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森林は緑のダムを再現した模型、全てプラスチックでできている、なかなか凝った作りです、右奥の森があるほうが左奥の無いほうに比べて水が流れてくる時間が遅く、森が水を貯える様子がわかる、細工がしてあって遅く流れるようになっているが、イメージを掴んでもらうには十分な作りで面白い

 お客様感謝デーに初めて参加した、横浜水のマイスターになったためお手伝いとして召集がかかった、家族連れで楽しめるようによく工夫されている、子供向けにサッカー教室(横浜FCによる)もある、明治時代を意識して当時の着物や人力車など、よく準備されていた
http://www.city.yokohama.jp/me/suidou/event/event20100915.html
posted by 森の旅人 代表 at 06:59| 水…釣り/水源/水生生物

2010年11月23日

焼き芋をたき火で美味しく

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まず土を落とします
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新聞紙に包みます
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アルミホイルに包みます
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焼くだけです、直火で焼いたら焦げて失敗しました、少し距離を置くのがポイントです

 信州の方から安納芋(あんのいも)をいただいたことがある、種子島が産地のようだが、産地が広がっているのだろう、焼いたら凄く甘かった、お勧めしたい
 焼き芋は食べごろの見極めが難しい、焚き火ではいつも焼き過ぎとなる、何か良い方法はないだろうか?
posted by 森の旅人 代表 at 06:46| 火…炭焼き/料理

2010年11月22日

秋の恵み…サンマ編

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またサンマを焼いてしまった
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今回も煙を気にせずに豪快に焼く
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杉の板を皿にする、少し焼くと香りがいい、サンマの油を吸収してくれる、しかし最大の理由は皿を洗わなくていいこと、そのまま薪になる

 サンマは安くて美味しいが自宅のコンロでは限界がある、臭いも煙も嫌われる原因だが、山の中では関係なく最高の食材となる
 どこからともなく猫が寄って来る、普段は人気がなく、餌がないので猫は住みつけない、最も近いキャンプ場でも500m以上あるので、この煙は相当な威力だ、しかし猫に餌はやらない

posted by 森の旅人 代表 at 07:41| 火…炭焼き/料理

秋の恵み…キノコ編

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2年前に伐採した桜の木に植菌したナメコがようやく出てきた
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ナメコらしからぬ大きさ
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味も風味もいうことはありません

 この週末の山は冷え込んだ、夜は温かい鍋がいい、しかも自分たちで植菌したナメコとなれば最高だ
 ホダギを確か50本以上、コマを1000発以上打ち込んだ、土をかぶせて昨年は殆ど出なかったが、今年からは毎年出るのだろうか?楽しみだ
posted by 森の旅人 代表 at 07:34| 火…炭焼き/料理

秋の恵み…紅葉編

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紅葉に混じってガマズミの赤い実が綺麗だ、まっ白い花が咲く、実を焼酎に漬けるといい
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紅葉は赤とは限らない
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2本として同じ赤は無い

 この週末、丹沢湖に例年になく大勢の紅葉観光が訪れた、どうもTVのニュースで紹介されたらしい、ちょっとした報道で影響力は絶大だ、顕著な事例が高尾山だろう、この時期の週末は7万人以上が押しかけるらしいが残念ながら殆どを待ち時間(ケーブルカー、トイレ、食事、下山の道…)に費やし楽しめる状況にはないらしい(都のサポートレンジャーセミナーからの情報)
 
posted by 森の旅人 代表 at 07:14| 木…森林/竹林/植物

秋の恵み…果実編

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人工林の間伐のお礼に山主さんのみかん農園でとり放題させていただく
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電車と自転車だったのでこの量が限界、これでも1本の木に生る量の半分にもならない、家族で食べたがとても甘い
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こちらは品種が違う”青島”しばらく置いてお正月に食べると甘いらしい

 19−21日は丹沢湖の近くに泊まり、南足柄で間伐作業をした、作業の後は、恒例のみかん狩りをさせていただいた
 欲張ってテニスバックに満杯にしたがさすがに持ち運びはキツかった、暫くはビタミン不足はなさそうだ
 今年は暑すぎたためか、また、9月の豪雨で出来はいまひとつらしい、素人目には充分な出来と思うのだが…南足柄は気候が良くみかん農園が広がるが近年は採算は合わなくなってきているらしい
posted by 森の旅人 代表 at 07:02| 日…単なる日記

2010年11月19日

ウッドチップとして利用する

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ウッドチップを作る現場、津久井町にて、森林組合の施設らしい、重機が並ぶ
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遊歩道やドックランに敷き詰められているのを見る、相場はよくわからないがダンプカー1杯分で2、3万のようだ
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竹チップの場合はもっと手軽にできる、この機械はエンジン式で100万程度、チップというより粉に近い

 伐った材木は採算が合わないので運び出さないことが多い、現場に積んでおけば炭素の固定になるし昆虫や小動物の住みかにもなる
 一方、どうしても現場に置きたくない場合がある、お勧めはウッドチップにすること、燃料などのコストはかかるが使い道はいろいろで森林イベントでも木の砂場として見かける
 香りもいい、そのままでもよいし、アロマの精油をしみ込ませてもよい、アイデア次第
 竹の場合はチップの大きさを調整できるので、細かくして肥料にすれば甘みが増すことがわかっている、それにしてもチッパーは大きな音がするので市街地ではなかなか使えない
posted by 森の旅人 代表 at 04:46| 金…環境税/グッズ 

2010年11月18日

竹垣を極める

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”男結び”といいます、慣れれば簡単
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国営こどもの国に設置しました
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枝を密度濃く、びっしり詰めることにより長持ちします
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枝の無いもの、最近は見なくなりました

 日本の竹ファンクラブの活動には筍掘りや間伐、竹灯籠祭りだけでなく、竹垣の整備もある、ベテランのメンバーが伝授している
 支柱は竹だけでは弱いので、まず鉄パイプを打ち込む、その上に節を抜いた竹をかぶせる、横と縦に竹を組んで結んでゆけば昔懐かしい垣根ができる
 4、5年は持つようだ、これを更新することで竹林の間伐も進む、竹林は整備されずに悪者扱いされるが、本来はとても扱い易いエコな建築材なので見直される日が来るだろう
 竹をふんだんに使った露天風呂などは本当に癒される
 こんな取り組みもある、竹の学校”竹林管理コース”と”竹楽器コース”
http://homepage3.nifty.com/TaKe-Funclub/gyouji.htm#gakkou
posted by 森の旅人 代表 at 07:01| 木…森林/竹林/植物

2010年11月17日

渓流の中を覗いてみよう

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いい大人が夢中になって何かを観察している
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ハリガネムシとカジカが捕れました
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卵を抱えたものも多い
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ヘビトンボの幼虫、肉食です

 渓流の中にうちわほどの大きさの網を入れ上流側の石をひっくり返してみると水生昆虫などがザクザク捕れる、釣りの餌もこうして捕る
 これを写真の現像などに使うバットに移して仕分ける、さらにシャーレに移してルーペで観察する、私の場合はデジタル顕微鏡(自作)で観察する、これを使ったレポートが以下にある、やどりき水源林ニュース
http://www.forest-kanagawa.jp/yadoriki/news/74go/news74.pdf
 渓流の中は地上と同じくらい生き物の宝庫だ
 
posted by 森の旅人 代表 at 07:21| 水…釣り/水源/水生生物

2010年11月16日

もっともっと鹿を食べよう

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山北町の猟師さんが我々のために鹿を仕留めてきてくれた、現地で血抜きと肉を揉んでおく、レバーも新鮮なのでいただく
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レバ刺しはさっぱりしておりそのままでも美味い、ニンニク醤油でなお良し
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肉も刺身でいただく、ずいぶん食べたがなんともなかった
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イノシシの肉、厚切りのステーキでいただく
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もちろん焼いても良し
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熊の肉、牛肉の味に近かった

 山北町大野山山頂には”こもれび遊歩道”がある、御殿場線の駅から登山で訪れる方や車で来られた方が通年利用している、地元共和地区の方々と我々NPO丹沢森の仲間たちが協働で整備したものだ、丹沢森の仲間たちのメンバーは県内の市街地に住むメンバーと地元の林業家で構成される、殆どが神奈川県森林インストラクターであり、チェンソウなどを使った森林整備を得意とする
 共和地区の方々から半信半疑で整備を任されたのがきっかけだが、荒れた森がみるみるうちに変わっていくのを見て地元も本気になったようだ、間伐・除伐だけのはずが遊歩道の設置までやってしまった、全国植樹祭かながわのプレイベントとして知事を招いて植樹祭までやってしまった
 そんな共和地区とのお付き合いで信頼関係が生まれた、楽しみなのが懇親会、様々な山の食材が出て来る、いつも食べきれない
 しかしながら、共和地区には深刻な過疎問題がある、小学校は廃校予定だったが、1人が転校して来てまた数年存続といった状況だ、都心からわずか1時間ちょっとの神奈川県にこのような現実がある、人も自然も環境は抜群に良いのだが…
 過疎が進めば山は全く整備されない、しかし、この山がなければ県民は水を使うことはできない、神奈川県森林インストラクターとしてはこの現実をなるべく多くの県民に具体的に臨場感をもって伝えてゆく
 こもれび遊歩道は地元タウンニュースで紹介されている
http://www.townnews.co.jp/0608/2009/05/16/22458.html
posted by 森の旅人 代表 at 07:16| 火…炭焼き/料理

2010年11月15日

暖かい家に住めば環境にもいい

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我が家の仕様を紹介します、開口部は全部で20箇所、全てペアガラス、断熱効果だけでなく紫外線のカット、防音効果もある、また、木製枠なので結露は一切無し、たいへん満足している
窓は殆ど開けないが、開ける可能性があるところのみ網戸を取り付けている、新築時点では全てに網戸は付いていたが埃が付くので外している
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屋根裏には全館冷暖房の巨大な設備がある、ゼネラル・エレクトリック社製で50年やそこらは元気に動き続けるとのこと、確かに故障したことはない、各部屋への風量をコントロールできる、これとは別に24時間換気システムの設備もある、エアコンのいらない季節は換気システムだけを運転している、汚れた空気や臭い、細かいほこりを吸い上げてフィルターに溜めてくれるので健康にもよい
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いたるところに吹き出し口がある、新築の設計当時、業者には空気の流れをシミュレーションするソフトがなかったので、位置は自分で考えた
結果はまずまずOK、階段吹き抜けの上に集中吸い込み口がある、トイレと風呂は空気が逆流しないように強制の吸い込み口がある
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集中コントローラーで温度設定や風量調節ができる、タイマー機能はもちろんある
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エアコン設備は容量が大きいので200V三相を使う、工業用に供給されているもので市街地の電柱には来ているから特別な工事はいらない、基本料金は100Vに比べて少し高いが、使用量に応じた料金は安い、しかも使用しなかった月は基本料金が半額になる
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壁面に空気の吸込口と排出口がある

14年前に注文住宅を新築した、高気密高断熱住宅が出始めていた頃で、全館冷暖房、24時間換気とセットで導入した、迷わなかった
真冬と真夏以外は冷暖房は使わない、今日現在もまだ暖房は入っていない、24時間換気は入れっぱなしだが電気代は月僅か
初期投資はかかる気がするが、各部屋にエアコンを入れた場合とたいして変わらない、しかもランニングコストが安い、長く住むならば是非お勧めしたい、環境にも健康にもいい
posted by 森の旅人 代表 at 07:44| 月…天体/環境/フィールド

2010年11月14日

もっと鹿を食べよう

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昨日は成長の森見学会で沢山の御家族を案内した、現地まで1時間の山登り、子供を連れて皆さん頑張った
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現地の山から戻ると鹿シチューが待っている、地元民宿に毎年依頼している名物料理だ
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年々美味しくなっている気がする、特に最初の年は肉がとても硬かった記憶がある
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おかわり自由です

神奈川県が行っている成長の森事業については過去のブログを見てほしい
http://morinotabibito.sblo.jp/archives/20101104-1.html

丹沢では鹿が増えて困っている、間伐して地表に光を当て、下草が生えてきても鹿がみんな食べてしまう、雨水を蓄える森に下草は不可欠だ、草がなくなる冬場は木の表皮を食べるので木が枯れる
CWニコルさんがTV番組(アファンの森の物語)で鹿をもっと食べようと言っていた、低脂肪で低カロリーなので健康指向向き、料理方法さえ普及すれば需要は増えるかもしれない、但し、捕獲には手間がかかる、猟犬を使い、一日中山の中を歩き回って、しかも運びださなければならない
鹿自体は動物園にもいる人気者なので、可哀そうという声も出てくるだろう、当面は地元料理がいいのかもしれない…
posted by 森の旅人 代表 at 08:01| 火…炭焼き/料理

2010年11月13日

晩秋の旅人の森を紹介します

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白いフワッとした花が綺麗なショウマ
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シロヤマギクも残りわずかとなりました
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黄色がひときわ目立つミヤマイワニガナ
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12月4日用竹灯籠ができました、今回はミニイベントとして41本を製作

旅人の森を日帰りで整備した、先月の台風やイノシシによる被害があったので気になっていた
林道の崩れた部分の補修、林内の遊歩道の補修、散らばった枝を片づけた、この日は暖かく"小春日和”であった
ツリーハウスならぬツリーデッキにアプローチするためのつり橋の位置と長さを確認し、全長が10mになることがわかった
竹を持ち込み41本の灯籠に加工した、自家用車では多くは持ってゆけず、しかも太いものは難しい、12月4日はまずはお試しということで…
posted by 森の旅人 代表 at 08:16| 木…森林/竹林/植物

2010年11月12日

高価な丸太は何に使うか

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杉や檜を間伐して10センチ前後のところだけを取り出す、枝の部分は綺麗に取り払う、とても手間のいる作業
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注文があるとこうして長さを揃えて軽トラで搬出する、それなりの値段となる、何に使うのか?
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答えは工作用の土台、工作用に参加者に丸太切りをやってもらう、その後、どんぐりを使った工作ができる

イベントでの子供向け丸太切りコーナーは大人気だ、切ったコースターを土台にどんぐり工作ができる
この丸太はそこらにある適当なモノではない、太さや長さを揃えて納めている、子供達の笑顔を想い浮かべながら
間伐材の有効利用としては僅かな量ではあるが、関心をもってもらうきっかけになれば大きい
posted by 森の旅人 代表 at 02:39| 金…環境税/グッズ 

2010年11月11日

山椒の種を収穫する

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旅人の森には立派な山椒の木がある、秋には実がたくさん生る
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10月、実から何やら黒い玉が飛び出てきた、初めて気が付いた、これが種
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この冬は保管して来春撒くことにする (それにしても私の生命・知能・感情線は太くて長い)

 旅人の森は房総特有で温暖なためか山椒の木が多い、中でも山頂には立派なものがあり毎年沢山の実をつける
 実から種が出て来る時期は短く、これまでは気が付かなかったが、たまたま訪問した際に収穫?することができた、来春芽がでたらポットにしてツアー参加のお土産にいいかもしれない
 うなぎはもちろん、お吸い物や寿司、煮物や混ぜご飯などに新芽を添えるといい

posted by 森の旅人 代表 at 06:58| 木…森林/竹林/植物

2010年11月10日

水源の森を見学する

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山梨県道志川の源流の一部は見学できる、413号線山伏トンネルの手前から山に入るルートがある、駐車場が狭く国道沿いに看板は無いので普通は気が付かない、横浜市が所有管理している
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横浜市水道局が認定する道志の森インストラクターは源流見学を行う、歩いて数分、管理された豊かな森が広がる
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横浜市は道志川下流から取水して西谷浄水場まで導管で運んでいる、また、取水した一部をミネラルウォーター”はまっ子どうし”として販売している、全国にはこのようなご当地の水がどのくらいあるのか?林野庁を訪問した際に展示してあった(写真)が数え切れなかった

 横浜市は道志村の3分の1を所有している、いっそ横浜市道志村にならないか?という話がたびたび出るくらいだ、所有は水源となる自然林がほとんどで良く管理がされている、貯えられた水は道志川となり下流で取水され横浜市の水道水となる、水道水に占める道志水の割合は僅かだが、様々な水源を確保しておくこと、その水源地を自ら大切にすることに意義がある
 因みに、村の残りの3分の2には民有地で手つかずの人工林が多い、これを横浜市民のボランティアによって間伐する活動がある、その指導をするのが”道志の森インストラクター”、高いレベルの知識と技能が要求される、もう4年になる
 ”はまっ子どうし”は単に利益追求ではなく、上記ボランティア活動の資金になるなど目的がある、よく考えられている
http://www.city.yokohama.jp/me/suidou/hamakkodoshi/
 全国には数えきれないミネラルウォーターがある、輸入されたものもすぐに手に入る、果たしてガソリンよりも高価なそれらを飲む必要があるのか?製造や運送で環境に負荷はかかっていないのか?利益は水源の保全等にきちんと還元されているのか?見えないものは飲まないようにしている、 水道水を浄水したもので充分と思う(過去のブログ参照)
http://morinotabibito.sblo.jp/archives/20100826-1.html
posted by 森の旅人 代表 at 07:31| 水…釣り/水源/水生生物

2010年11月09日

昔懐かしい稲の脱穀

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自宅近くの恩田の谷戸では、稲作だけでなく自分たちで脱穀もします
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電気は一切使いません、足踏み式の人力脱穀機、子供達にもできます
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回転スピードを保つことと、稲をほどよく入れること、奥まで入れると余計なワラが混ざる、入れないと脱穀できない
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最後に風力の強弱を利用した”唐箕(とうみ)”でさらに分別する

 我が家は新興住宅地にあるが、数分で恩田の谷戸へ行ける、タイムスリップした気分になれる
 この時期、稲刈りに続いて脱穀もやる、近所の農家から昔懐かしい道具を借りてくる、文化博物館で見たことはあるが”お手を触れないでください”となる貴重な道具だ、これをガンガン動かすが全く問題なく機能する
 谷戸ファンクラブの親子など3世代が集うよい機会となっている、現代の谷戸の存在意義のひとつだろう
posted by 森の旅人 代表 at 07:23| 火…炭焼き/料理

2010年11月08日

ツリーデッキの構想が固まる

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 旅人の森は付近では最も標高が高く、本来は360度眺めがいい、しかし、木が大きくなり山頂から佐久間ダムを望むだけとなっている
 眺めのために木を伐るつもりはないので、ツリーハウスならぬツリーデッキを思い付いた、大きなカシの木2本の上にウッドデッキを作る
 課題はどうやって安全に登るか?ツリーハウスを調べると複雑な構造の階段が紹介されているが、それは無理、2*6材を使ってウッドデッキや椅子を作った経験からすると、相当な材料や金具、時間が必要となる
 山の斜面なので、斜面の高い位置からつり橋でアプローチする、アスレチックコースにある簡単なものだ、20mほどなのでワイヤーは使わずロープだけでできないだろうか、4本のロープと側面には網、歩行の部分は1*4材を考えている
 デッキの部分にはウリンかサイプレスを考えている、メンテナンスのいらない耐久性に優れた材で公共施設のデッキに使われている
 デッキには非常用の下り専用ロープもおいておこう、正確な距離など実測して、早ければこの年末の集中整備でとりかかりたい
 

posted by 森の旅人 代表 at 07:09| 木…森林/竹林/植物

2010年11月07日

旅人の森ツアーを実施、次回は竹灯籠

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昼食後のハンモック、身近でできる場所 (広くて支柱があり静かな場所)はなかなか無い、お昼寝によかったようです
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315円の燻製器、今回は風が無く、安定していた
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ほどよくスモークされ、いれたての珈琲との相性は良かったと思います

 御夫婦限定ツアーを実施した、天気はまずまずだったが、老衰寸前の蚊が漂っていた、9、10月は殆ど蚊を見なかったのでこれで雨との関係がはっきりした
 一か月ぶりの旅人の森は台風とイノシシによって少し荒れていた、特にイノシシがくまなく歩き回った様子で、食べ物をあさったのだろう、キノコは殆ど見られず糞があちこちに、遊歩道の道しるべは移動し、ベンチの椅子は倒されていた…自然観察というよりは足跡と糞の観察となってしまった
 イノシシを追い払うにはトウガラシの粉がいいらしい、森のあちこちに撒く手もあるが、雨で流れたり風で舞ったり、生態系への影響が心配だ、まあ、イノシシに好かれるほどに森が復活したのだろう
 次回、12月のツアーは竹灯籠を思い付いた、冬場は日没が早いので16時を過ぎれば幻想的な世界が演出できる、竹灯籠は竹ファンクラブが小机で使用したものをもらって来る、ロウソクは専用が手持ちである、自分たちで並べて点火する、50灯もあれば十分楽しめる
 
posted by 森の旅人 代表 at 08:12| 木…森林/竹林/植物

2010年11月06日

野鳥との共存、彼らの知恵

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ムクドリはどこにでも巣を作る、春先に玄関の目の前(目の高さ)に作ってしまった
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数日経つとこうなる、近づくだけで親鳥と間違えて反応する、彼らは結局巣立ち前にカラスに襲われて最期となった
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厚木の保全センターには保護された様々な種類の雛が運ばれてくる、年間およそ700個体
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餌は様々なものをミックスする、ドッグフードや果物・ビタミン剤など、しかし大好物はミルワーム(右下)だ、購入したものを飼育して増やしている、成長にはよいが野生復帰したら無い餌ばかりだ

 ムクドリは微妙なバランスで巣を作る、人間の手の届きそうで届きにくい、しかし人間が往来するのでカラスは簡単には近づけない、猫はジャンプしてもわずかに届かない、実に考えられている
 ムクドリをはじめとする野鳥は巣立ちまで絶対に触ってはいけない、そっと見守るしかない、それが基本
 しかし、難しいのは、明らかに巣立ちでもないのに巣から落ちた場合やカラスが今まさに狙っている場合、私は放置することにしている、兄弟の生存競争もあるし、カラスだって何か食べなければ生きてはいけない、ムクドリが絶滅危惧種であれば別だが…
 ボランティアで経験した野生動物保護の活動では、県の保護施設に様々なケースで持ち込まれてくる、中には保護する必要のないひどいものまである、保護?した方は善意のつもりだろうが、親鳥にとっては誘拐事件だ
 親鳥から引き離してしまったので元には戻らない、巣立ちまで飼うことになる、施設は許可を得ているし獣医もいる、餌は様々工夫しておりノウハウがあるが、それでも幼鳥であればあるほど生存率は低い、プロがやってもそんな状況なので、まずは誘拐事件を起こさないことが重要だ
posted by 森の旅人 代表 at 05:41| 土…野鳥/昆虫

2010年11月05日

水鉄砲は竹に限る

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昔懐かしい竹の水鉄砲、こども森林教室では必ず作らせる
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何も教えなくとも撃ち合い?が始まる、人間の本能だろうか
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仕方ないので的を置く、10m以上飛ばせるモノもできる

 竹は2種類、モウソウチクは本体に、ハチクは押し出す棒に使用する、ポイントは、スポンジと布をほどよい固さでハチクに巻くこと、緩いと自分の方に水が飛び出てきて自爆になる、固過ぎるとこどもの力では押し出せない
 スポンジが中で回転したり、外れないようにハチクに爪楊枝などでストッパーを作っておくこと

 スポンジはなるべく硬めがいい、使用済みの梱包材など、わざわざ買う必要はない…というか売っていない
posted by 森の旅人 代表 at 06:17| 金…環境税/グッズ 

2010年11月04日

切り株の年輪に落書きをしてみよう

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神奈川県が行う成長の森事業、赤ちゃんが生まれたら記念の植樹を県に託す、植樹の場所は松田町のやどりき水源林、県有林で手入れの行き届かない人工林が課題だった、部分的に皆伐して鹿からの防護柵の中に数種類の広葉樹を植樹する、今年で4年目になり広範囲に及ぶ、各エリアには赤ちゃん(約100名)の名前を刻んだボードがある
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伐採した木は50〜100年の立派なものが多いので材木になる、元の持ち主である森村財閥(現在、森村学園として学校が有名)が植え育てたものだ、多くは30分以上登った山中のためワイヤーを張ってふもとに下ろす
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前置きが長くなったが、11月3、13日は成長の森に応募された方々の見学会があるため、2日に下見をした、私は13日に案内係をする、下見の際にひとつの切り株が気になった、数えてみるとちょうど私と同じ48年輪ではないか…人生と重ねてみたくなったPB020035.JPG
切り株にそのまま書くわけにはいかないので、こんな感じでどうだろうか、最近は自分史を作るのが流行っているらしい、年輪と人の成長は似ているように思う、だんだん成長が鈍くなっている反面、ギュッと詰まった充実した時期がやってくる

 成長の森事業は以下を参考
 3000円で誰でも応募できるが時期が限られている、22年度は終了した、23年度もおそらく募集があるだろう、現地の整備や看板、見学会への招待はどう考えてもお得、あまり知られていないだけのように思う、よい記念になるし、3世代が集うよい機会と場所にもなる
 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/05/1644/seicho-no-mori/index.html
posted by 森の旅人 代表 at 07:14| 木…森林/竹林/植物

2010年11月03日

飲み水を実験で作る

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森林インストラクターとして森林を再現した模型を作る、草や木がある場合と何もない場合で雨水の浄化の違いをみる、ジョーロで水をやると…
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出てきた水は一目瞭然、このように少しの草木でも浄化作用がある
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水源関連のイベントに登場して参加者を驚かせる
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横浜水のマイスターで行っているろ過実験、泥水に薬品(沈殿用)を入れ砂でろ過する、できた水は問題なく飲める、横浜市内の小学生は5年生で全員浄水場を見学する、さすが水にゆかりのある横浜の取り組みだ

 森林はみどりのダム…といってもピンと来ない方もいるので実験器で説明している、草木の無い模型はあっという間に泥水が流れる、一方、草木(森林)がある場合は綺麗な水が少しずつ流れ出る
 この実験にはコツがある、予め少しの水を表面に含ませておいたほうが浄水効果は高い、乾いたスポンジに水を掛けてもはじいてしまうのと同じで、草木(森林)も地表が濡れていたほうが水の吸収が良い、森林に例えると、地表に草木のない場合は雨水をはじいてしまうが、草木があれば吸収が良い、というわけで間伐をやって地表に光を当て、草木を増やしましょうという話になる
 森林から流れ出た水をろ過するのは水道局の役目だ、実際に近いろ過実験をやっている
 以上、2つの実験を組み合わせれば、その場で水が飲めるので面白い
 水道局の取り組みは以下のイベントで体験できる
   横浜水道お客さま感謝デー2010
     11月23日(火)祝日、 横浜市水道局 西谷浄水場・水道記念館
    http://www.city.yokohama.jp/me/suidou/event/event20100915.html
posted by 森の旅人 代表 at 07:07| 水…釣り/水源/水生生物

2010年11月02日

巨大ダッチオーブンを紹介します

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2006年清川青少年の家での”キャンプの達人”が私とダッチオーブンとの出会い、よく手入れがされており、カレー・蒸し焼き・ケーキなどを作った、まずはこういった公共施設のモノを使わせてもらうのもいいだろう
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これは森の旅人のダッチオーブン、米国出張の際にケンタッキー州のLODGE工場から直接取り寄せてもらった、13インチを超える世界最大級のモノ、それでも100ドルで買えた、日本での販売は見たことがない、航空機の荷物検査では当然怪しまれた
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筍の時期はこの通り、大きなものまですっぽり入る、しかし、保管用の専用袋を探すのに苦労した、アメリカ人はいちいち袋に入れたりはしない、モンベルさんにお願いして探してもらい、現在はすっぽりとかっこよく納まっている
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家庭では大き過ぎるのでこうなってしまう、旅人の森ツアーで6人をもてなすにはちょうどよいが…

 ダッチオーブン料理は手軽で良いが、購入・手入れ・保管にはちょっとコツがいる、作りたい料理や場面に応じて選ぶ必要があるし、初めてならばシーズニングされたものを選ぼう、使用後はなるべく洗剤では洗わずに、オリーブオイルをたっぷり塗っておく、新聞紙に包んで、湿気の少ない場所に保管する
 カレー、ポトフ、ポークシチューはツアーの定番だ
 レシピは本やネットで紹介されているが、LODGE USAのサイトをヒントにしてみるといい、新たな構想が浮かぶ…
http://www.lodgemfg.com/

posted by 森の旅人 代表 at 06:15| 火…炭焼き/料理

2010年11月01日

竹灯籠祭りに”あかりびと”参上

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竹と番傘、灯籠祭りの雰囲気を盛り上げます
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なるべく薄くするのがコツ、自然の模様が浮かび上がる
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今回から一般募集した着火隊「あかりびと」約30名

 日本の竹ファンクラブによる小机城址での竹灯籠祭りが開催された、30日は雨天中止、31日は予定通り開催したが、曇りで気温も低く、入場者は昨年の半分、1000名ちょっととなった
 一方、飲食は過去最高の売り上げで、18時には売り切れ続出、カッポ酒を担当したが、大量の酒が熱燗となって消えた
 灯籠への点灯は大変な作業だが、一般募集した「あかりびと」の方々は楽しみながらやってくれた、一石二鳥だ

posted by 森の旅人 代表 at 13:07| 木…森林/竹林/植物